らっせーらっせーらっせーら

kyopin2006-07-16

ネコバスねぷた


ケセラセラ♪はフランス語かと思ってましたら、スペイン語なんですってね、Que sera,sera 。なんとなくフランス映画で流れていたシャンソンのイメージだったんですが、それも思い違いで、アメリカ映画らしいです。「どうにかなるさ」というよりも「何が起きるのだろう? 運命なんて予測できないし、変えることもできない」という意味だそうです。


で、似たような言葉で、やはり歌で覚えた♪ケ・サラ♪Che Saraは、これまた勝手なイメージでは全共闘なんですけど、、。なんか、団塊のおねいさん、おにいさん方が肩を組んで合唱なさるときによく歌われるような。高石ともやさん?♪友よー♪とか、あの時代の日本のフォークソングの本歌って感じがします。で、やはり意味は「人生やものごとは、どうなるだろうか?」だそう。


フォークソングといえば、フォークの神様って呼ばれた人の名前が思い出せなくて、さっきから困っています。その人が♪らっせーらっせーらっせーら♪という、ねぷた祭りの掛け声を使った歌を書いてなかったかしら。あれ、良い曲だった記憶なんですが、ラジオから一度だけチラっと聞いただけで、ご縁が無くて、うん十年、聞かずじまいです。


その後、矢野顕子サマがやはり♪らっせーらっせーらっせーら♪って歌ってたような。あれはとってもロックンロールしていたような記憶です。まぁ、そんなこんなでアテにならないきょしゃーんの記憶ですけどね。


アテ外れついでに、時代はずっとコッチへやってきて、「サンバ・ジャ・ネイヨ・ネブタ・ダヨ」っていうのがありましたね。テクノ&ヒップホップかな。とってもよくノってるのです。言葉のセンスもよくって、嗚呼、日本人もやっとここまで来たかと、感慨を持ったのでした。


あ、そうそう、サンバとして出現する前に、芸能山城組がアニメ「AKIRA」で青森のそのリズムをドンドコ叩いて、それがもの凄くROCKに聞こえたのですが、ああ、それも一回きり、いや、特別編か何かでもう一回聞いたっきりで、うん十年ですが、やはり記憶違いでしょうか。


生まれ故郷、長崎の精霊流しは、時間やお金をかけて立派な精霊舟を作って、お祭り当日には派手に騒いで、そして海に流し去って、諸行無常のようなものを味わっていたようですが、訪れたこともない北国のねぷたも似たような感じなのかしら。眠たい=ねぶたい が、語源だとかで、夏の忙しい時期に眠気を流すという意味でもあるそうですが。


らっせーらとケセラセラが似ているのはきっと偶然じゃなくて、「ら」と「せ」を合わすと、そんなチカラが湧き上がるのです、きっと。先のことなど解らないし、なるようにしかならないのだから、くよくよせずに、という呪文。