2013-01-01から1年間の記事一覧

黒ちゃんとお別れしました

お気に入りの場所に、もう黒田くんはいません。隻眼の黒猫、黒田六郎太が先月の27日に昇天しました。これ以上は無いくらい穏やかな最期でした。黒ちゃんは最期の最期まで優しくて甘えっ子で、わたしの指を肉球で握ったまま逝きました。'96年深夜の小牧、刈り…

ベランダ菜園1年目まとめ

輝石のような美味なる真冬のトマト。 冬のトマトは美味しくないと思ってたので、ほとんど買うことがなかったのですが、家で成ったトマトの美味しいこと!…って、親ばかみたいなものでしょうか。今年は初めて野菜の栽培に挑戦しました。ハーブや香草くらいは…

「木の舟」という名曲が有る

NHKみんなのうたで、現在放送されてる「七つの海」を観ると、マークの「木の船」を彷彿とします。もし作者が「木の舟」を聴いたことのある人だったら良いな、なんて思います。もちろん、偶然の空似でも素敵だけれど。このアニメをそのまま「木の舟」に合わせ…

ワグナーの偏頭痛音楽

毎日毎日、興味深く楽しい話題を提供してくれるパルモ様のサイト、カラパイアに、 ワーグナーの有名な楽曲に隠されているテーマは偏頭痛だった(ドイツ研究)という記事が掲載されました。 西宮市立今津中学吹奏楽部の素晴らしい演奏! この動機はたしかに脈…

【閲覧注意】蛾だと思うのですが

こぉんな、もこもこの羊雲の下、窓の手すりに妙な虫が。蛾だと思うのですけど、耳とひょっとこみたいな口があるの。 左から 真上から見るとカメムシっぽい 拡大 へんてこなの〜。なんか秋らしく、物思いに耽ってるみたいで可愛い。ミミズクガとでもしておこ…

うちの斑猫が

哀れであどけなかった長田チビラくん (こちらも)は、2歳半くらいになり、大猫に育ちました。そしてとうとう王の座(我が家で一番高い場所)に登り、モフをこれでもかと大きく膨らませ、あたりを睥睨しております。 いつもは黒田さんにくっついて甘えてばか…

長崎忌

【グロ話注意】 母です。この写真の12年前、十六歳の時に、爆心地から1.5kmあたりで被爆しました。そして運良く生き延びて私を産んでくれました。 先日、竹輪の天ぷらを揚げました。私はその天ぷらを随分大人になるまで知りませんでした。何故ならば、母はそ…

閃輝暗展(音楽編その5

ラヴェルの組曲『鏡』より「鐘の谷」あかねさす真昼のパリの屋根の谷に教会の鐘が鳴り渡るその時、どこぞの屋根裏の窓にでも反射する光が引き金になったか、閃輝暗点が始まる。窓も扉もカーテンもブラインドも全て締め、耳目を塞いで寝床に潜り込むが、鐘の…

閃輝暗展(音楽編その4

ラヴェルの組曲『鏡』より「道化師の朝の歌」人により、閃輝暗点やその後の偏頭痛が睡眠中に始まることがあるそうです。この曲はそれではないかと思います。偏頭痛の痛みによって目覚める絶望を、ラヴェルは自嘲的に描いたのではないかと。脈動のようなリズ…

閃輝暗展(音楽編その3

ラヴェルの組曲『鏡』は5曲で構成されています。順が逆になりましたが、今回は「蛾」と「海原の小舟」を。1.蛾(Noctuelles) 2.悲しげな鳥たち(Oiseaux tristes) 3.海原の小舟(Une barque sur l'océan) 4.道化師の朝の歌(Alborada del gracioso) 5.鐘…

閃輝暗展(音楽編その2

ラヴェル作曲:組曲『鏡』より「悲しき鳥」 迷いの森の暗闇で、鳥はそこから抜け出すすべを持たず、ただただ悲しく泣きながら闇雲に右往左往するばかり。 まるで、人麿の歌のような孤独。周りの誰にも観えない幻を、ひとり暗闇で視る絶対の孤独。 あしびきの…

閃輝暗展(音楽編その1

このところ、また閃輝暗点について考えています。それで前記事にこれまでのログを纏めてみました。私の閃輝暗点について書いた頃から、閃輝暗点ってラヴェルのボレロだなって思ってました。と言いましても、それはラヴェルが閃輝暗点から着想を得たのだろう…

閃輝暗点(これまでのまとめ)

チェシャ猫:描き人知らずこれまでの閃輝暗点とその周辺についてのログ 私の閃輝暗点 閃輝暗点(その1) 2011/01/15 その2)カンディンスキー 2011/01/22 その3)ダリ 2011/01/23 その4)ピカソ 2011/01/25 閃輝暗展 閃輝暗展とでもしてみよう 2011/01/26 閃…

知覚の扉

ドアーズのキィボーディスト、レイマンザレクの悲報がもたらされました。前記事でウイリアムブレイクに話を及ばしましたが、彼の詩の一節、 If the doors of perception were cleansed everything will appear to man it is, infinite.(知覚の扉が清められ…

我が赴くは星の海原

『宇宙戦艦ヤマト2199』、今日は第六話「冥王の落日」の放送でした。旧版では戦慄した話なのですが、新作ではちょっと怖さが足りません。それに、TV版のOPとEDの音楽ももの足りないです。DVD版と同じにすればいいのに。70歳のささきいさおさんのドスの利いた…

肉球星雲

タイトルバックを肉球星雲(猫の手星雲:The Cat's Paw Nebula NGC 6334)に変えました。もうねぇ、、ここを触るのが3年ぶりでしたので難航しました。 こちらは少し色をいじってみたのですが、どっちがいいかなぁ? 5500光年向こうの肉球から螺旋を描いた光が…

ヤマトは何処へ着地するのか

書き方を忘れているきょしゃーんです。このところ、『宇宙戦艦ヤマト2199』観て泣いてます。リアルタイマーなので、懐かしい場面を壊さず上手く再現されると呆気無くよよよとなります。嘗ての突っ込みどころをさらりと補修しながら、松本色の薄れた、しかし…

新年早々アリス発動?

松も取れないうちから、名古屋大学の脳梗塞関係の研究のモルモットになっていました。今回も脳のMRIと、血管の柔軟性の測定です。他に痴呆の検査とか、血液検査とか、体力測定とか。血管の測定は、両手両足に血圧を測る時のカフを巻かれて5分間圧迫した後、…