桜折る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

kyopin2011-03-24

ヘイワコウエンヤマネコ
ケイタイで覗き込んでも、シャッター音が聞こえても動じません、危機感のないこと。

名残の梅の香を聞く

平和公園は墓地なので、CO2削減(じゃない?ダイオキシンかなんかかも)のための焚き火禁止令の適応外らしく、簡単な金属の柵の焼却炉がそこここにあり、煙があがっています。

お供えの花や、(卒塔婆っていうのかしら)杉の木で出来てそうなものや、落ち葉やちょっとした紙ごみなどが燃やされているわけですけど、そういうものの焼かれる匂いと煙って懐かしくて、ほっとします。今はもう、少なくとも名古屋市内では、ほとんど忘れられている匂いかも知れません。


梅は咲いたか桜はまだかいな♪ 例年は、馬やら鹿やらがたくさん集まってきてバーベキューの臭いと煙を撒き散らし、大声でカラオケ歌い、桜の枝を折りまくり、ゴミを山のように残してゆく憂鬱な期間も、今年はその無粋さまでが幸せの図に見えることと思います。

それにしても、彼岸桜の開花が遅いです。毎年、お彼岸の縁日には満開の覚王山(かくおうざん)日泰寺(にったいじ)さんの彼岸桜も、ここ平和公園の猫銀座通りの江戸彼岸(淡墨桜)もずいぶん遅れています。

この樹の下に、白黒抹茶あがりコーヒーゆず桜♪な色とりどりの猫たちがたむろしています(この文章には一部、嘘が含まれます)。