この実なんの実

私は木の名前をあまり知りません。生まれて最初に好きになった木の実はムクロジ(無患子)でした。お水に浸してバシャバシャするとシャボンの泡が立つことを教えてくれたのは祖母でしたが、彼女もその名を知らず、私たちはずっと羽子板の羽の実の木って呼んでいました。名を知るまでに40年くらいかかったかしら。悠長なことでございます。


黒い実



紅い実



これは食べられるって教わったので,ひとつ摘んでみましたが渋かったです。名札がかかっていました。うーん、聞いたことがあるようなないような。


これは知ってます、ゴンズイ。同じ名前の変な顔のお魚も知ってます。それから「海人ゴンズイ」という、めっちゃ怖い、ジョージ秋山のトラウマ漫画もありました。別名の「狐の茶袋」で呼んであげたい、可愛い実です。

狐の茶袋の下の猫たち。
ここらで、今日の木の実はおしまい。明日にでも続きを。