かきすて
今、書いてる途中。
チカゴロノワカイモンが
道端に座り込んだり(しかもおパンツまる見せだったり)、
電車の中でお化粧してたりするあれは、
「旅の恥は掻き捨て」というやつなんだと思います。
自分の世界が狭いから、一歩出ればそこは旅の空。
あっしとかかわりのねぇ世界(古。
だから人の目も気にならないし、
人に不快感をあたえてもかまわない。
少し、解るような気がしてはいけないかしら、、
でも、オバサンと呼ばれるイキモノの生態にも似てますから、、
なんとなく解っちゃう。
一昨日、書き間違いを書き換えなかったのは
この「わかっちゃう」わたしの質なんです。
昔、わたしも「チカゴロノワカイモン」でしたし、
今、「オバサン」だし、
もっといけないことに、
わたし、「ピアノ弾き」なんです。
ピアノに限りませんが、音楽は時間のゲイジツなので、
出してしまった音は後で修正できないんですよね。
だからいつも、かきすて。
かき換えや、かき溜めのできる分野が羨ましくてしょうがないです。
必死に100時間練習して、よーし、もう大丈夫!って思ってるのに、
本番にホロっとホロヴィっちゃうんですよね。
でも、かきすてしかできないのです。修正は効かない。
弾き直しは御法度。
かきすてな性格形成が今ここに花開いているのであります。
こんなことだけ、ピアニストぶる。。
註)ホロヴィる
晩年、バケツ一杯のミスタッチをするなんて陰口された天才ピアニスト、ウラジミール・ホロヴィッツ氏にちなんだ、きょしゃーん語。