かきすて

kyopin2004-04-07

今、書いてる途中。


チカゴロノワカイモンが
道端に座り込んだり(しかもおパンツまる見せだったり)、
電車の中でお化粧してたりするあれは、
「旅の恥は掻き捨て」というやつなんだと思います。
自分の世界が狭いから、一歩出ればそこは旅の空。
あっしとかかわりのねぇ世界(古。
だから人の目も気にならないし、
人に不快感をあたえてもかまわない。
少し、解るような気がしてはいけないかしら、、
でも、オバサンと呼ばれるイキモノの生態にも似てますから、、
なんとなく解っちゃう。


一昨日、書き間違いを書き換えなかったのは
この「わかっちゃう」わたしの質なんです。
昔、わたしも「チカゴロノワカイモン」でしたし、
今、「オバサン」だし、
もっといけないことに、
わたし、「ピアノ弾き」なんです。


ピアノに限りませんが、音楽は時間のゲイジツなので、
出してしまった音は後で修正できないんですよね。
だからいつも、かきすて。
かき換えや、かき溜めのできる分野が羨ましくてしょうがないです。
必死に100時間練習して、よーし、もう大丈夫!って思ってるのに、
本番にホロっとホロヴィっちゃうんですよね。
でも、かきすてしかできないのです。修正は効かない。
弾き直しは御法度。

かきすてな性格形成が今ここに花開いているのであります。
こんなことだけ、ピアニストぶる。。


註)ホロヴィる 
晩年、バケツ一杯のミスタッチをするなんて陰口された天才ピアニスト、ウラジミール・ホロヴィッツ氏にちなんだ、きょしゃーん語。