恐怖政治
昨日、刑務所のごはんと死刑囚の日課とがTVに映っていました。
お布団の畳み方や積み方まできっちり。
敷き布団は幾つ折りで、掛け布団は、、とか、
上段中央に枕を載せるとか、図にしてありました。
生活一般、お風呂の入り方まできっと、
決まり事だらけなんでしょうね。
それを見ただけで、
絶対、悪いことしないぞーって発しました。
ごはんのメニューの一番最初には
南瓜の味噌汁って書いてあったので、
しんさんしんさん、しんさんも刑務所には絶対入っちゃだめだよ、
朝から南瓜のお味噌汁だってよって言ったら、
「関東だったらきっと毎朝、納豆でるんだろな。
夜は魚の煮付けとかさ、いやだーーー」って泣いてました。
死刑に処される前にわたしは発狂、しんさんは飢え死にだ。うん。
真っ当に生き続けることを誓い合うふたりでありました。
人の命の大切さを教えるより、
こういう恐怖を知らせるのが早道かも。
「隣のお爺ちゃんに叱られるからやめなさい」でも
良いのかも知れない。
良いこと悪いことを覚え込ませるより手っ取り早いです。
怒られるからしない、という躾かた。
人さらいがでるから、明るいうちに帰っておいで、って
言われたものでした。
さらわれて、袋にいれられて、サーカスに売られ、
むち打たれながら玉乗りとかさせられるんだと想像しては、
恐怖していたものです。
お母さんとお父さん、それにチビやミーコに、
二度と会えなくなる恐怖も。
サーカスのひとには申し訳ないけど、あれでいいのかも。