恐怖政治

kyopin2004-06-09

昨日、刑務所のごはんと死刑囚の日課とがTVに映っていました。
お布団の畳み方や積み方まできっちり。
敷き布団は幾つ折りで、掛け布団は、、とか、
上段中央に枕を載せるとか、図にしてありました。
生活一般、お風呂の入り方まできっと、
決まり事だらけなんでしょうね。
それを見ただけで、
絶対、悪いことしないぞーって発しました。


ごはんのメニューの一番最初には
南瓜の味噌汁って書いてあったので、
しんさんしんさん、しんさんも刑務所には絶対入っちゃだめだよ、
朝から南瓜のお味噌汁だってよって言ったら、
「関東だったらきっと毎朝、納豆でるんだろな。
 夜は魚の煮付けとかさ、いやだーーー」って泣いてました。


死刑に処される前にわたしは発狂、しんさんは飢え死にだ。うん。
真っ当に生き続けることを誓い合うふたりでありました。
人の命の大切さを教えるより、
こういう恐怖を知らせるのが早道かも。


「隣のお爺ちゃんに叱られるからやめなさい」でも
良いのかも知れない。
良いこと悪いことを覚え込ませるより手っ取り早いです。
怒られるからしない、という躾かた。


人さらいがでるから、明るいうちに帰っておいで、って
言われたものでした。
さらわれて、袋にいれられて、サーカスに売られ、
むち打たれながら玉乗りとかさせられるんだと想像しては、
恐怖していたものです。
お母さんとお父さん、それにチビやミーコに、
二度と会えなくなる恐怖も。
サーカスのひとには申し訳ないけど、あれでいいのかも。