リバタリアン

kyopin2005-07-30

肩はいいから、猫背なおして。


オバタリアンへ行くと思ったでしょ、リバタリアンです。米国の第三党(United States Libertarian Party)、イーストウッドリバタリアン


Frequently Asked Questions about Libertarianism によりますと、

リバタリアンは平和と物質的豊かさを備えた世界を欲している。また、それを勝ち取るための唯一の方法は、自己統治によるものであり、他者による統治ではないと考える。

自己統治とは個人責任と忍耐とを合わせたものである。責任とは自分で自分を統治するということである。忍耐とは自分の価値観を他の平和的で誠実な人たちに対して強制しないということを意味する。


ふむふむ。早い話が猫世界のような気がします。また、ヒッピー文化を彷彿とします。その頃に確立した思想なのかな。いつ徴兵されてベトナムに送られるかもしれない恐怖を、人ごとでしたが少しは感じたものでした。北朝鮮による拉致事件にも恐怖しますが、徴兵という自由の剥奪は自分の国家にされることなので、怖さ一塩。自由に生きているように思わされてますけど、やっぱり生殺与奪の権を握られているように思えます。まぁ、死刑判決でも受けない限り、殺されることはなさそうですが、簡単に見殺しにされるのは間違いないでしょ。


ホリエモンvsフジの騒動の時にも、会社は誰のモノか?って論じられてましたが、社員のものだと言うサラリーマンが結構いました。んな・・社員のモノのわけがないじゃないって思って聞いていました。会社を守るために切り捨てられる人々が社員ですもんねぇ。やっぱり現状は、ほとんどの会社は役員と株主のモノでしょう。アスベストの被害者男性が、亡くなる前に「国なんてこんなものだよ。最下層の労働者のことなど考えてはくれない」と言い残したそうですね。ほんと、そう。


そんな憂き目に遭わないための「自己統治」。それはそれは強く賢く美しいニンゲンにならないと実現しそうにありませんねぇ。そういう人になれるよう輪廻転生して薄紙を積み重ねるような魂のグレードアップをしに、わたしたちは生まれたのだと宗教者に言われたら、なるほどとも思います。億単位でどんどこニンゲンが増えているってことは、その薄紙一枚から始める人たちが生まれてきているってこと??わたしもそのひとり??嗚呼、リバタリアンの世界は遠い。猫は偉い、ずっとそれをやってるもの。肩も凝らずに。