大人ニ非ズ

kyopin2005-11-30

猫影


大人になったら(うーん、、遅くても30才くらいかな)漫画とかアニメとかお伽噺の類は卒業するものだと思っていました。わたしが子供の頃の大人ってそうだったから。そう見えていたからです。ああ、でも、両親とも卒業してなかったです。特に父。


「人ニ非ズ」なものを今でも好きなのは子供の頃からの引きずりであります。きょうだいがいなくて、犬をお兄ちゃんだと信じていたこともあって、ニンゲンよりケモノが好きであることも関係しているかもです。狼男なんかにものすごい親近感を持っちゃうんですよね。


吸血鬼好きさんたちのblogなんかを読んで歩いてましたら、トムクルの「インタビューウィズバンパイア」が吸血鬼映画のデフォルトだって書いてあるのを見ました。をー、お若いのぉ・・・・。あれは吸血鬼映画の新手だと、とても新鮮な感触を持ったんですけど、わたし。あー、なんて歳をとっているのでしょう、今さらですが。


わたしの吸血鬼はやっぱ、無理矢理、父につき合わされたクリストファーリーとピーターカッシングのです。丁度わたしが生まれた頃の映画です。その前に吸血鬼映画第一号?「ノスフェラトゥ」というのがあるんですけど、これは父が生まれる前の作品です。後に観ましたけど、光と影が美し怖い映画でした。勿論モノクロで、トーキーと呼ばれた音付き映画です。いやはや、この音がちょっとばかりじゃなく笑えるんですけどね。(と、思ったけど、元々はサイレントかも。わたしが観たのは後に音がつけられたものかも)。親の影響というのは恐ろしいものですね。


親の影響から離れて、自力で開拓したのは忍者かなぁ。子供時代に丁度ブームでして、「隠密剣士」とか「忍者部隊月光」からかしら。ハットリ君や赤影やサスケや・・。ああ、時系列で並べてみたいな。ゆっくり思いだそう。シングルエイジのころから影の軍団あたりまで、隙間無く繋がってるんじゃないだろうか。