家庭の非科学

kyopin2006-11-19

ここだけの話にゃ


水からの伝言」みたいなインチキ科学商売は大嫌いですけど、非科学はとっても好きです。たとえば、活けた花が終わって、捨てるときには「どうもありがとうございました」と言う。飼い猫がソファの背の上で踊っていたら「ポーちゃん!なにしてるのぉ!!」って、真面目に驚く。高校生の時、河童を見た。iぢ@夫と、手足の形が同じなのは、前世が兄弟姉妹か同一人物だったのだろうと信じてる。亡き母に厭われた人は必ず病気や怪我をした(怖


来月で4歳になる女の子とお話しました。「ねぇねぇ、Hちゃんはお母さんのお腹の中に居たとき何してた?」「ねてたよ」「ふぅん、寝てたの」「たまごのなかにいたの。」「卵?」「たまご。Hはこーんなにちっちゃかったの。」って、親指と人差し指の先で、数ミリの大きさを示し「それでね、おおきくなったからでてきたの」「そっかぁ!出てきたらあんなに可愛いママがいたんだね」「そう(^o^)」


てな具合で、小さい子に出会うと、いつもそれを話題にしてみます。この子はあっけらかんとお話してくれましたが、何も覚えていない子でも、多くは照れるというか、恥ずかしがります。お母さんの後ろに隠れたり、下を向いたり。揃いも揃ってあの反応はなんなのかなぁ。産まれた頃からよく知っている青少年に、その子の赤ちゃん時代の話をすると恥ずかしがったりすますけど、あれに似てるかもです。


どうしてこんなことを訊くのかというと、わたしも記憶があるからです。小学校の2年生(たぶん)の時に、初めてプールに潜ったら、なぁんか懐かしい音が聞こえたんです。なんだろうなんだろうって思い出そうとしてもなかなか思い出せず、何度も何度も息の続く限り潜ってみたら、ソウダ!お母さんのお腹の中に居たときに聴いてた音だって思い出したのでした。


水の中に夕陽が差してオレンジ色にキラキラしていたのも、胎内の様子に似ているようで、涙が出るほど幸せな気分で、しばらくは夕方のプールに通い続け、プールの底で体操座りし続ける日々でした。でも、これを誰に訊いても覚えてないらしいし、笑われるし、嘘つきや気の毒な人を見る目で見られるのよね。ま、いいんですけど。