乗ったら呑んだ

kyopin2006-12-28

渋滞だった…


暮れの夕方5時半に大きな道を走るもんじゃないですね。少し時間をずらすべきでした。大した用でもあるまいし、わたしの1台でも少ない方が世のため人のためというものです。


ちっとも進まないので、イライラする先の杖にキャンディを舐めていました。あんまり好きじゃないんですけどね、キャンディって。いつまでも舐めていられなくて、すぐにガリガリしちゃいます。そろそろガリガリするぞって思ったその時、車列が動いた。


ラグビーボール型のメロン味のそれは、噛もうとしている右奥歯の狭間からするりと抜けて、のど**このあたりを、ぬらり。 あーっと声を出すこともならず、舌を動かす意味もなく、のろ~~んと咽喉の奥深くへ。


ああ、思い出されるのはカプセル入りの薬が食道に張り付いて、とうとう潰瘍をこしらえてしまった友のことです。ちゃんとお水を呑まないからよぉと、人の不幸を笑った数日後、焼き肉を鱈腹した帰り道で、ハッカ飴を食道に張り付かせ、炎症を起こすというバチがあたった悲しい過去。


なにがあっても食道に飴を張り付かせてはならぬと、何度も嚥下しましたとも。甲斐あって、咽に張り付くことは避けられましたが、あれから数時間。なんかねぇ…胃に張り付いてるような気がしてなりませぬ。ずっと暖かいお茶を飲み続けていますが、なんか胃の中が甘く痛い。

 
 勾玉の胃の腑の一点甘やかに西洋瓜のみどり狂おし  京