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「忘れっぽい天使」1939/クレー
難病のため不自由になった手で描かれたという天使。「えっと…忘れちゃったの…」とでも言っている? 合された手がもじもじとはにかんで、なんて無垢でかわいいのだろう。
クレーも閃輝暗点者だと感じるので、また後日、それっぽいのを貼りつけましょう。忘れずに。
ずっとずっと足元が暗くて不安だったんですけど、ふっと見上げたら梢が紅く燃えていて、あれぇ、これから何か始まるのかも知れないって、少し元気が出てくる切っ掛けになった樹です。クリスマス前くらいの夕方。
足元が暗いと危なっかしいから下を見て歩くことになります。そうするとなんだか姿勢が悪くて、きっと歩き方もカッコ悪いのだと思いますが、見て歩けばそれなりに面白いものも見つかります。
こちらは消火栓。名古屋城と金の鯱鉾ね。鯱は水の神様でしたね、お城を火災から守る神様。ぴったりねぇ。しかもアメンボウと共に閃輝暗展っぽいデザインがタイムリー。
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もう一つ追加。カンディンスキーかミロかクレーか…閃輝暗点のモチーフ以外の何であろうか…と言いたいシビれるデザインです。直径20cmくらいの小さな蓋。