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モザイク猫
といちにゃんの日記より拝借
2011-01-15 閃輝暗点から、ずっとそれについて書いています。
今日は、ガラパイア 不思議と謎の大冒険より、偏頭痛になる前に見える視覚現象、「偏頭痛オーラ(閃輝暗点)」を絵で表現からの引用です。
見えたものをなるべくそのまま伝えたいという意識のもの(写実)と、それにその時の気分を表現しようとしたもの、ちょっとアートしちゃったものがあるようですので、私が写実っぽく感じたものだけ転載してみます。
これらは、同じ人の作品かしら。私のとよく似てます。私のはもっと透明感があって向こう側の景色が屈折しながらも見えています。
始点の暗点がないタイプのようですけど、あるのに知覚していないか、あるいはそこまで表現してないのか。
三日月のイメージ。
こちらは上と同じ三日月のイメージの、時間経過による変化を一枚に描き留めたものです。最後に視界から出て行くところが描けないのがジレンマでしょうねぇ。
視界から出て行っても視界の外の黒い所(視界の枠)にしばらく留まっているんです。これを絵で伝えるのは無理っぽいです。
これらは暗点やブラックアウトの部分が大きいです。2枚目と3枚目は、景色は見えているけど描いてないだけなのか、全く見えていないから描かれてないのか。視界が絵のままであれば、ほとんど全盲に近く、危なくて動けないでしょうね。
黒い太陽、日食のイメージ。
これは渦巻き型ですね。でも本当は、ただの二重丸かも知れないんです。こちら、2011-01-15 閃輝暗点に貼った、同心円が渦巻きに見える錯視が起こっているようにも感じます。螺旋のイメージ。
ただ、黒い人物の足がその渦巻きに飲み込まれているのは初めて見る(知る)ヴィジョンです。目眩にも似てますね。目眩が伴う感じは私もありました。実は、今もこれらの絵を観ていたらちょっと眼が回ってます。いやんな感じ。
これは、真ん中の脳味噌型の暗点部分も含めて私には全く心当たりがありません。やはり偏頭痛の前兆で、物の輪郭にオーラが見える現象だそうです。
小さいおっさんもこの現象の一つかい!って思ったら、ベンチの肘掛けに居るのは小鳥かしら。
これは絵を描くテクニックが高いですねぇ、普通の人ではなかなか描けなさそう。このチェックのモザイクも、このように全体ではないですけど私にも部分的に見えました。
閃輝暗点がなくても偏頭痛の人でこのように見える人があるようです。アリスもこんな異界を彷徨ってましたし、ダリやクレーもこんな風に世界を観ることがあったのじゃないかしら。
絵画史上、誰かが最初にそのように表現したテクニックを、後の人が踏襲することは大いにあるので、みながみな閃輝暗点者の作品だとは勿論、思っていません。ただ、人は大昔から偏頭痛および閃輝暗点を経験していたでしょうから、始めにそれ有りきなようには思えます。
しかーし! こういう自然現象?も有りますからねぇ。何事も、素人が言い切るわけにはいきません。
といちにゃんの日記より拝借