昭和の日にちょっと思ったこと

東山動物園のプリンセス



昭和天皇のお誕生日の今日は、大震災から五十日、そして英国のロイヤルウェデイングの日です。私は生まれながらに貴賎があるという制度や考え方は嫌いですが、それでも、元少女としてはやっぱり、どんな王朝絵巻が観られるのかと、わくわくします。

卑しい階層を作って、その人々に嫌な仕事、辛くてしんどい仕事を押し付ければ、その他の階級の人々は楽ちんですね。止ん事無い身分もその裏表で、似たような物。

生まれた時から奉られ、国や民のために生き、祈る事を叩き込まれて育った特別な人が存在することで、悲しみと苦しみに打ち拉がれたこんな時などは特に、救われる思いをする国民もいます。

必要悪なのかなぁとも思います。勿論、歴史文化として繋いでいくことも大切であろうことも理解できます。それでも、勇気を持って原発に見切りをつける決断をするように、誰かを王様の地位に縛り付けることを止めるべきではないかとも思います。

人は皆、自由で平等のほうがいい。



動物園に生まれてしまった王様は幸せだろうか。