自然はしたたか

昔々、長崎の港に運ばれてきたギヤマンや葡萄酒の箱に、クッションとして入れられていたのがツメクサ(詰草)。その種から、日本中に広がっていったというのは本当かしら。

世界中に広がったのもそのせいかしら。詰め草さんたちはヒトの知恵を使って繁殖したのね、なんて賢いこと。

平和公園の中道(なかみち)に溢れる白詰草は、ほんのりピンクがかっています。



そして、振り向けば、この木なんの木。切り株から、スイーーーっと。


切り株には、何度も枝が出ては切られた跡があり、そこからも葉芽が。


裏側に回ってみたら、きくらげが生息。ヌルッと半透明のじゃなくて、片面が艶のある黒で、もう片面が白いビロードのような木耳。分かりにくいです、見えるかしら。私の好きな方の木耳ですが、取って食べる勇気はありません。



おお、急に空が暗くなってきました。明日は雨です。