自動ドアのスヰッチを踏んだらマジンガー

日傘をさしてたのね、狭い歩道で。そしたら向こうからも日傘をさした人が来たので、ちょいと右によけたら、ビルの玄関の自動ドアのスヰッチを踏んだらしいのです。昔、銀行か信金だった地味なビル。

シューっとドアが開いてしまって、玄関ロビーに…


そうだった。このビルは見た目ふつうですけど、ヴィレッジヴァンガードの本社オフィスビルなのでした。

ロビーには受付嬢が居るでもなく(というか、マジンガーが受付ロボ?)、無人だったので、もう一回ドアを開けさせていただいて撮りました。

そういえば、以前もうっかりドアを開いてしまってびっくりしたのでした。ここらあたりはヴィレッジヴァンガードの地元なのです。一号店の頃から、こわごわ覗いていました。なんだか店主のハラワタを見せられているようなお店でした。

でも、どこに行っても見つけられなかった中津川フォークジャンボリーのCDやら、真崎守やらがちゃんと置いてあったりするので便利なのです。

たぶん私と同じくらいの年齢なんだろうなぁ、お金持ちの(土地成金の多い地区なので)奢侈なおぼっちゃま(バカ息子ともいう)の道楽の店なんだろうなぁって思ってました。

ところがどっこい、10年かからずして、あれよという間に全国展開。この時代ならではのユニークな商売です。社長さんは素晴らしい才能のお方だったのでした。あっぱれ!