五月に行き交った、口を利くもの利かぬものたち
小手毬の上の名も知らぬ甲虫。
初めて見る虫です。カメムシより大きくて、黄金虫のようにメタリックじゃなくて、甲にはほんのり毛が生えてるみたい。
小鷺(画像の中央あたり、池の向こう側の縁)
ケイタイで撮るのは無理な被写体です。私がもっと気配を消すしかないのかな。
こんな子たちを見かけるとほっとします。今でもいるんだって。釣れますかと訊くと、「はい、3匹釣れました!」なんて、ちゃんとした言葉で応えてくれました。みな、小奇麗な顔をした子たちです。私が子供の頃、よく見かけた小汚い男の子どもとは種類が違います。
これは違う日。ちょっと大きな子たち。
新中学生かな。釣れますかと訊くと「今日はダメみたいです。夕日が眩しいですね、ケイタイで撮れますか」って、大人のような会話。ええ、ちゃんと写ってましたよ、黄昏た色が。
コムスメたち。
天下無敵のJKたちが輪になって大きなつつじの集団を眺めていました。撮っていいですかと声をかけたら、「ありがとうございまーす、お願いしまーす」って。普通に明るく可愛いお嬢さんたちでした。
サックスのお稽古。
相当上手い人でした。タンギングでパーカッションしながらメロディを狂おしく歌って、とても一人で吹いているようには思えないほど。
咲き誇る山藤を背に、質のいい音と花の色と香り、光り輝く若い男女の姿。とても贅沢な空気を満喫しました。