GAROの良い音

kyopin2005-02-02

いい仕事したな。どこへ行く?


70年代前半はほんとに大変でした。ノンポリで三無、四無主義といわれたわたしたち。流行っていたのはウソ臭いメッセージソングやロックもどきやフォークもどきの歌謡曲。マスコミから少し離れた所に生きているイイものを、日本語のROCKを探すのが、まるで生業のような年月だったのかも。


ガサツなガラの悪い村八分頭脳警察と平行して聴いて、熱を上げていたのがGAROでした。それはそれは繊細で洗練されたROCKでね。三声のコーラスはその構造も現象も珠玉。あからさまな社会的メッセージなどほとんど無く、♪羊はぁ空を飛びぃ鈴はこだまするぅ♪いや、ほんとはちょっと違うんですが、そんな感じののほほん具合で、今で言う癒し系なのかもしれないけど、そんなほにゃらかなモノではなくて、もっともっと骨があって。でも、大ヒット出してしまってアイドル化しちゃったんですよね。でもそんなアイドル時代もずっとガラの良いバンドだったんじゃないかな。あまり見てなかったけど。嗚呼。。。嗚呼。。。。。ああああああああ。


死んでしまった、一人。一人で行くさ♪って、逝っちゃって、もう聴けないです。そのひとの誕生日かな、二月二日は。あれ?マークさんの誕生日かな。とにかく、二月二日と二月二十二日だったのね、天才ギター弾きの二人が。ファンだファンだと言いながら、誕生日もちゃんと覚えられない情けなさですが。そういえばGARO普及委員会もサボってたなぁ。そろそろ活動再開しようかな。