ふらくたるの舟から水晶の舟へ

kyopin2005-02-13

11日に、京都まで草間弥生展を観に行ってきましたところ、多いに気が乱れてしまって、ついでに酷い筋肉痛でヨレっていました。気の乱れが治まらないのにDOORSなんか聴いているのですが、わたし、大丈夫でしょうか。死にませんか?そうですか、大丈夫ですよね。


いやはや、あと三年は観なくて良いです。それくらいは効き目が持続思想。芸術のチカラって怖いですねぇ。特別に好きでもないのに岡本太郎なんか観るとエナジーが沸きまくって、勇気凛々になるし、大好きなのにジムモリソン聴けば死にたくなります。


国立美術館の2フロアを見回ったのですから確かに筋肉痛くらいは起こるのでしょうが、その後にきんきんに吹き替えられた金閣寺を観たかったのです。でも、もう疲れ果てて。何なのだろう。草間弥生の脳のうねうねの中を歩いてしまったような事だったのかしら。


しかし、未見のかたには是非、お薦めです。気の病や狂いが生じているときには止めておいたほうがよさげですけど、元気な時には、ぜひ。ああ、ぜひという字は是非と書くのね。YESNOなのね。ふみゅ、そうかぁ。。是非の泉に溺れないよう舟を用意しましょう。草間の桃色の舟には乗ってはいけない。水晶の舟はどうかしら。