魚正から黒缶へ

kyopin2005-02-14

みぃみぃにはうなじがない。


19才のポーちゃんと、9才のみぃみぃと、8才の黒田クンがいますが、黒田クンがいちばんいやしん坊で、ポーちゃんは普通で、みぃみぃはいやしくないです。でも、一番まんまるです。他のコに先にあげていても知らん顔。ほらほらこっち、ぐわんだよーって、抱っこしてお皿の中に顔を突っ込んでやらないといけないほどです。で、勿論、グルメでもなさそう。おかかも食べない猫です。つまらんだろうに。


いやしん坊将軍の黒田クンは、湯気の立ってるほかほかのチキンなんかが大好きです。はふはふしながら食べます。彼の辞書に猫舌という言葉はないです。猫には関係ないカレーだのお味噌汁だのおでんだの、そういうものにも一応反応して、おいしい?それ、おいしい?ちょっとちょーだい、って、うるさいです。


ポーちゃんは猫又化を目前に、食性が変わってきました。「魚正(うおまさ)」が好きだったのに、この頃は「黒缶」がお好みです。で、もっと欲しがるのがオイル漬け、人間用の、できればフレークじゃなくてシーチキンファンシー。油や塩分はあまり取らない方が良いはずなんですけど、お医者さまにもそう言われたんですけど、あげはじめてから毛が艶々してきて、痩せて背中がゴヂラみたくなってたのが、ほんのりふっくらとしてきて、顔も丸顔に戻ってきて、パタパタひょいひょい走ったり跳んだりできるようになってきました。


バタートーストとか、トンカツとか天ぷらを欲しがるようになっていたんです。それらがのっていたお皿をぺろぺろしたり、、、嗚呼、化け猫化してるのかって思いました。だって、化け猫って行燈の油を舐めるでしょ?


老人(猫)には油が必要なんでしょうね。中年はあまり取り過ぎちゃいけないけど、ある年齢を越したら、適度に取らなきゃいけないのかも知れません。ポーちゃんがツナを残すと、みぃみぃが浚えにきます。それがとっても心配。みぃみぃの食欲が開眼してしまったら、お腹を擦って歩くおでぶ猫まっしぐらですから。