EL&PはLPで聴きたい

にゃんとかにゃらんかにゃぁ

CDの音質にやっとこ慣れて、LPを少しずつ、欲しがる人に貰って頂き始めたのが10数年前だったかしら。5年くらい前に、放出できなかったものたちも含め全て、数人のマニアさんに貰って頂きました。でもやっぱり、LPで聴きたくなるものがあります。

EL&Pは案外早くにCDの音に馴染めたほうなんですけど、『タルカス』がいやなの。Ａ面からＢ面へ裏返したい。ふぅっっと息をつきながら裏返したい裏返したい。裏返すあいだに気分を変えたい。引き替え、曲の途中で裏返えすと気が急いてしまってた『展覧会の絵』は、CDではずらずらーーっと聴けてありがたかったです。おまけの「ナットロッカー」に行きたくなければ、そこをハズしておく手も使えるし、便利ですわね。

しかし、クラシックやプログレの楽章と楽章の間にはそれぞれ微妙な間があるのに、ＣＤでは画一的な間なのが多いんですよねぇ。あれは無粋だとおもいます。しかも組曲のように、曲と曲の間がなかったり、僅かに繋がっていたりするものをPCに取り込むとブシっと切られちゃう。切らないように設定すると、すべての間が抜ける。嗚呼。みなさんどうやってこれを克服してらっしゃるのかしら。

EL&Pの『展覧会の絵』も、PCで取り込むとブシブシ切れちゃう。ま、CDでそのまま聴けばいいのだけれど。このごろ、コンポのそばに行くのが面倒。ぐふん、ただの不精者ですか？わたし。