マタンゴvsビオランテ

kyopin2005-02-21

雪見猫全景


蘭、それもカトレアって、なんかいやらしいと思います。レコード大賞のノミネート歌手が、大きなカトレアを付けてたなぁ。昔、カトレアは一輪で1万円くらいしていたと思います。国内でも沢山栽培されるようになって安くなっても、花束の中にひとつ、入っていたりすると、やっぱりゴージャス感がありました。花首をプラスティックの容器に入れてあるんですよね。近くで見ると、花もその容器もなんだか気持ち悪いです。


でも、この頃はあまり見かけないような。首だけのカトレアより、さまざまな洋蘭が鉢や切り花で割に安く買えるようになったからでしょうか。バイオの技術なんだろうな。蕾を付けたうちの胡蝶蘭も、ちょっと小ぶりで、あのどこか気味悪い大ぶりの胡蝶蘭とは違います。育てやすい種に変わっているのかもです。


ここ十年くらい?もっとかな、パンジーやデイジーやストックは、晩秋から初夏まで咲いていますね。雪の中でもしっかり咲いています。そういう品種改良って気持ち悪いなって思ってましたが、これも植物たちの思う壺なのかも知れません。もっと綺麗に、もっと華やかに、暑さにも寒さにも強くしてくれー繁殖させてくれーって。


実際はF1種だから、直接その種を撒いても同じものは出てこないわけですが、種全体としてはそれでいいのでしょうね。マタンゴビオランテ登場が待たれます。