救急車しました 3

kyopin2005-05-10

院内禁止ケイタイさんびゃくまんえん大声ママによる待合いコーナーのざわつきがおさまった頃、第三診療室のドアが開き、元気なしんさんが出てきました。どんな治療をしてもらったのかしら?青い男はピンク色の頬に変身です。サッタカサッタカと足取りも軽く。驚異的に効くお注射?


触診で尿管結石ではないことが判明。問診で急性胃腸炎であろうということになったそうです。・・ていうかぁ、食中りでしょう。食べたものは、バナナとお好み焼き。ソースたっぷりにマヨネーズたっぷりに一味たっぷりのやつ。まぁ、胃には悪そうで、食べ合わせも悪そうです。問診の際に「そのことは言わなかったよ」と、妙に威張っている。「それはチガウでしょう、隠さないで言わなくちゃ、やっぱり」「だって恥ずかしくて言えなかった」だそうです。その神経がわたしには解りません。


しかも、わたしにも隠していたことがひとつ判明しました。どうせなにか拾い食いでもしたのだろうと思っていましたが、それよりもっと酷いの。前日のお茶(自分で水道水で作った粉末のお茶、一日中、部屋に置きっぱなしの!)をがぶがぶ飲んだそうなんですよ。気温も高かったし、ああ、それだ。お茶って腐るとすごい中毒を起こすので、宵越しのお茶は飲んじゃいけないって、どこのお家のお母さんでも言うはずです。知らなかったの?


勿論、そのこともお医者さまには隠したらしいです。で、なぜ治ったかというと、わたしが与えたどくだみ茶に相違ありません。それで胃を洗って、ただただ吐き戻しているうちに治まっちゃったんでしょう。そのことをお医者に言ったら「ドクダミ・・・」ってカルテに書いてらしたそうな…。


シビック救急車に乗ってから病院に着いて暫くの間が症状のピークだったと言うわけ。診察室に入る頃にはもう治りかけてたんですねぇ。一番しんどい時に移動して、もっとしんどくなっちゃったんですね、きっと。体温は計測不可だったそうです。「35度から測れるんですけど、それ以下のようですね」って言われたそうな。そうでしょう、、あの冷たさは死人でした。動いていることのほうが不思議なくらい青かったもの。(ちっ、写真撮っておけばヨカタ)


拾い食いしても、傷みかけたものでも平気なしんさんでも、歳には勝てなくなってきたということです。仕事で少しストレスもあるらしいので、胃がちょっと弱っていたんでしょう。一日、大事を取ってお休みして、今日は元気におべんと持って出社しました。(おしまい)