Musical Baton

kyopin2005-06-22

id:takaren さんより、
blogで音楽の嗜好を晒す、恥ずかしいバトンが回ってきました。
Musical Baton というものだそうです。ネズミ講とか不幸の手紙系ね。親→先祖を遡って辿ると面白そう。


◇コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
 14.34GB(ちょっと整理します…)
◇今聞いている曲
 山本正之の「正調パトリオット音頭」
◇最後に買ったCD
 セロニアスモンク『セロニアス・ヒムセルフ』
◇よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
 曲かぁ、、難しいよねぇ


1)GAROGARO(1st)』1971年 
1曲は選べないので、アルバムの1曲目、GAROの行く末を暗示したような「一人で行くさ」を。掘内護、大野真澄、亡き日高富明の21,2才の3人が創り出した音世界は当時の日本のロックシーンを震撼させる現象であり、その影響を受け大きく育ったミュージシャンは数知れず。ソフトロックはおろか、ニューミュージック(非歌謡曲)という言葉もアーティストと呼ぶ風習もなかった時代に、どういうジャンルに入れればよいのか、どの道を求めればよいのか、音楽業界も彼ら本人達も迷い、行き先を見失ってしまった希有のアコースティックロックバンドのデビューアルバム。


2)TASTE『ワイト島のテイスト』1970年 
1曲は、トップの「What's Going On」だろうか、ラストの「Catfish」だろうか。亡きロリーギャラガー率いたトリオの命もまた短かった。ソロになってからのロリーも好きだけど、テイスト時代はもっと好き。とくにこの人はライヴが良い。初めて聴いて泣きに泣いたこのライヴ盤は音質の汚さまで幸せ。


3)Emerson, Lake & Palmer『Tarkus』1971年 
アルバムタイトル曲の「タルカス」を。……と言っても、1曲でLPの片面20分の大作。デビュー盤でぶっ飛んだが、この2作目はもっと凄かった。その後の『展覧会の絵』『Trilogy』『恐怖の頭脳改革』までの5枚はどれも甲乙付けがたくはある。


4)ムソルグスキー組曲 展覧会の絵』1874年 
西洋音楽の枕詞的ディエスイレ(悪魔の旋律)が重要なテーマのひとつとして存在する。ピアノ原曲は、三十代の超絶技巧男にスタジオや音楽ホールではなく、石造りの廃城の広間に据えられたベーゼンドルファーで弾いて欲しい。EL&P版は勿論、有名なラヴェル版をはじめ、幾種ものオーケストラや他楽器へのアレンジまで、へなちょこなりに聴取&蒐集は一生続くと思われる。


5)ショパン『ピアノ協奏曲 第1番』1830年 
長ったらしい前奏だと嘆かれ嗤われ、今でも大幅カットして演奏されることが多い。弱冠20才のフレデリックの、天才の、創造を何と心得る。しかし、わたしはこの1曲を、ピアニストや指揮者やオケを聴き比べたりはできない。ある線を越えた人々の演奏なら、どんなに千切られても、きっときっと、どれでも泣ける。たとえ収容所のおんぼろピアノと栄養失調の捕虜オーケストラでも。



◇バトンを渡す5人:はてなを出よう


レコード盤繋がり・Tommyくん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=69832
GARO繋がり・トモコッチさん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=114517
お短歌繋がり・祥さん http://sho.jugem.cc/
お短歌&プログレ繋がり・風亜祐宇さん
http://blog.yumemi.pepper.jp/
何繋がりだか忘れちゃったBTPさん http://blue.ap.teacup.com/goodoldage/


ε≡≡( ゜д゜)ノ♪ハイ


で、TBしに行かなきゃならないのか?


追記:
勿論、スルーOKです。
ほんとに不幸の手紙だといけないので。