眼鏡屋さんでの会話

kyopin2005-07-02

キクちゃん


少し早く仕事が終わったので、歩いて藤ヶ丘へ買い物に行こうと思い立ち、東へ東へとずんずんしてましたが、途中にマキさんの眼鏡屋さんがあるのね。。窓から覗いたら、マキさんと奥さんとふたりだけで、お客さんがいない。久しぶりだから寄ってみました。


二年くらい会ってなかったので、いろいろ話は弾むわけです。しんさんの水疱瘡事件などは後回しで、まずは猫近況から。女性客が入ってきて、同じカウンターの椅子に腰掛け、眼鏡の調整がはじまってましたが、常連さんのようなので、軽く挨拶して、話は続きます。


「テツがねぇ、大変だったの。尿管結石で、お***んを切られるところだったの。癌かも知れないって言われて、手術の費用まで聞かされて、もう腰が抜けるほどショックで。でも触診と尿検査だけでそこまで解るものなのかどうか不審だったからセカンドオピニオン受けたら、切らずに治ったの。ただねぇ、一日にこれをこれだけって、食事制限なんだよね、これから一生・・」「あらぁ・・あのいやしん坊が?可哀想にぃ」云々と話は続くのですが、常連客の女性から心配オーラみたいのをビシバシ感知。


「あのぅ・・、ここの坊やの話だと思ってらっしゃいません?」「え、ええ・・」「ごめんなさいねぇ、、とっても心配して聞いてらしたでしょ?猫の話なんです・・」「あら!そうでしたのぉ。わたくし、てっきり。でも、猫でも心配ですよね、家族ですから」うんうん。


で、キクちゃんはどう?とか、ポーちゃんが19才になったとか、しんさんが水玉模様になっちゃったとか、シュウくんは9才で精悍になってきたとか、みぃみぃはすっごいおでぶとか、猫やヒトの話が混ざり合い、、女性客はきっと、ぜーんぶ猫の話題なのだろうと思ったままお帰りになりました。むふぅ、、いちいち説明してられないし、、。


ちなみにキクちゃんは白黒の6kgの大猫で、シュウ君は眼鏡屋の一人息子さんです。シュウ君は9才のお誕生日に「ひとケタ最後の誕生日なんだなぁ・・」と感慨にふけっていたそうです。相変わらずの感性。マキ家のみなさまはこちら


で、すっかり時間が経ってしまったので藤ヶ丘へ歩いてみる試みは中止です。うーん、無理かな、やっぱり。地下鉄の駅三つ分は。