虹に向かって走れ

kyopin2005-07-27

飛べ飛べ飛べ


昨日の夕方、台風一過で爽やかな青空が拡がり始めた頃、窓の外で賑やかしい声が聞こえました。なんだかチュンチュンと、小鳥みたいな。なんだろなぁって、ベランダに出て見たら、うわぁびっくり。素晴らしいダブルレインボゥです。


チュンチュンの声は、それを見つけて感動している自転車の三少年でした。彼らの興奮は最高潮に達したのか、一人の子が、「虹に向かって走れ!」って。坂道を三台の自転車(*ケッタマシーン)が全力で登っていきました。


虹は、とっても近くにあるように見えていましたから、いかにも、坂を登ったあたりにありそう。そこは小さな神社と、神社公園と呼ばれるちっちゃな公園です。そこまで登ったら、虹はありそう。


今でもそんなことをする子供がいるんですね。こちらはそれに感動してしまいました。まだシングルエイジかな、彼らは。


*ケッタマシーン
名古屋弁で自転車(ジモティは「じでんしゃ」と発音する)のこと。
ケッタクリ→ケッタに変化後、若年者たちはケッタマシーンと呼んだ。今ではどうなのか知らない。