おいたち

kyopin2005-08-22

時々魔性が光る黒田くん


よく、成犬になってから飼い主の言うことを聞かなくなって攻撃にでたりする犬がいますが、あれは躾の仕方を間違ったためだけではなくて、生後3ヶ月以内に親から離されたのが原因であることが多いそうです。乳幼児の時代は、親になめなめされて、きょうだいと群れの生活を体験していないと、なかなか人間との群れで上手くやっていけないのだとか。


我が家のコたちは猫ですけど、
ポーちゃんは、親元できっちり育ったコ。みぃみぃは野良のコで、どんくさいから目も開かないうちに親に見捨てられたかはぐれたコで、写真の黒ちゃんはたぶん、親と人間の手で育てられた後、捨てられたコっぽいです。


ポーちゃんはとても普通の猫らしい猫です。みぃみぃは小さい頃はよかったんですけど、青年期から、人付き合いが急に下手になりました。これは、生後三ヶ月以内で親から離された犬の性格に似ているような気がします。つき合いかたが解らないようでした。あまり人や他の猫たちを信用できなくて、あらゆるものが怖くて仕方がないようでした。いつもおどおどして。6才くらいからか、徐々に人を信用できるようになったみたいです。今は9才、五月蠅いくらいベタベタしてきて、ハゲたお腹を見せっぱなしです。


黒ちゃんは、拾われてきたときにはもう4ヶ月くらいの少年期でした。汚くて痩せて貧相で、しかも目が一個こわれて飛び出していて。なのにしんさんの手のなかでゴロゴロ言ってました。手術を受けて、抜糸されるときすら、先生にゴロゴロ言ってたそうで「このこは人なつっこいですよぉ」って太鼓判を押して頂いたものです。


つまりは、幼児期まで親にも飼い主にも愛されていたんだとおもうのね。なのに捨てられた。寂しかった、怖かった、痛かった、そしてがんばった。もう、それが可哀想で不憫で、甘やかしに甘やかしてしまい、今では隻眼の無法者です。みぃみぃもポーちゃんも大迷惑。


ああ、晩夏に入ってきたのねぇ、、黒ちゃんがツクツクホーシを。。。きゃーーーーー!!