ハートに火をつけて

kyopin2005-11-07

サイケネコ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~moli/honobonofolder/honobono25.html
どんな人が描いてるんだろう。カマドウマとか金魚とかすごく好き。


食料品の買い出しで、ふたつのスーパーをしんさんとほっつきました。ふたつめの方でなんだかアヤシイ物売りが。金色の手を振るドル招き猫とかぁ、なんちゃってイタリア製のウン万円もする小函オルゴールとか、どう見ても見習いさんの失敗作の鳴海絞りとか、懐かしモノの安いDVDも売ってたのでキョロキョロ。うはー、おじいさんおばあさん向けに村田英夫やら三波春夫やらのカセットテープなんかも売られています。まだあるんですねぇ。さすがに8トラックのあれの姿はありませんでしたが。とうとう絶滅したのか?


わたしは何も買いませんでしたが、しんさんが韓国製DOORSを。結局、手持ちのビデオと同じものだったようでしたが、ひさびさに、じえんどやたっちみーを聴きました。小中学生の頃にもどっちまいます。サイケな時代の音楽でうねってる狂ってるひずんでる、どこかへ連れて行かれそう、そうかこれがサイケデリックなんだぁって思えます。


サイケデリックサウンドとかサイケロックって呼ばれたのはその同時代だったのか、それとも後になってからジャンル分けされたのか、リアルタイムに子供だったわたしはあまり覚えがありません。ただただ、聴いたことのない凄い音楽だと思っていたことでした。深夜、電波に乗ってやってくる地獄の底からの声をラヂオが拾い集めて届けてくれて、あー死にたい・・と思う12歳でした。どう聴いても極彩色だんだら模様のサイケではなくて、モノクロの音楽だと思ってました。


サイケロックといえばジミヘンやグレイトフルデッドやバニラファッジのイメージかなぁ。それよりGSのモップスとかゴールデンカップスのほうがピッタリきちゃいます。たぶん、その言葉とセットで聴いた(というか刷り込まれた)のがそれらのGSだからなんでしょうね。


60年代といえばクラシックの現代音楽世界ではミニマルなんですけど、それは小学生のわたしの耳までは届いて来ませんでした。ライヒとかグラスを小中学生の耳で聴いておきたかったなぁ、、どんな火をハートに灯されたんでしょう、とても悔しいです。