諸行無常の雪達磨

kyopin2005-12-25

それぞれの階層でむにゃむにゃ


ホワイトクリスマスとは言いにくいですけど、まだ少し雪が残っています。玄関を出ると、左右に雪だるまの亡きがらがあります。右のは作成時間切れだったのか、下半身だけやけに大きいもので、左のは三段積みのものでした。どちらもいまはでろりと溶けて、木村建設のシャブコンみたいに拡がり消えつつあります。嗚呼、諸行無常です。


雪の結晶は、カバラの魔法陣や曼陀羅に似ています。曼陀羅の中央であり最上階層である場には如来や菩薩がおわしまし、そこから下へ、または外へと世界は拡がり、随分下層にわたしたち動物がいます。異教の神様もいます。雪の結晶も、中央からだんだん外へ出来上がっていくんでしたっけ?それなら宇宙創生みたいですねぇ。


世界のどこかの誰かが、宇宙の果てのあたりを観察して、ダークマターをつきとめたとか、そんなニュースを見ました。ここから観た宇宙の果ては宇宙の始まり、始まりは終わり。バカボンのパパの名言を思い出します。


砂の曼陀羅つくりを観ました。最後(June 8)まで観ると感無量ですよ、きっと。クリスマスに曼陀羅を観るのもオツです。