真夜中の買い物

kyopin2006-04-02

ねぇねぇ、もっと話きいて


プールバー→Gパン屋→(忘却)→Gパン屋→雑貨屋と、数年のサイクルでお店が変わってきた近所の倉庫仕様の建物に、今度は24時間営業の食料品店が入って、とても重宝しています。


寒風吹きすさぶ真夜中に、ちょっとお菓子を買いに行ったら、女店員さんに捕まってしまいました。「その傷、猫のですかぁ?」そう、しんさんの手の甲にくっきり、できたてほやほやの2本の赤い線。ええ、そうです、って答えたとたん、あたた。店員さんの猫話が続く続く。(はやくレジ打ってよ)


今は八匹と同居で、みんな元はノラちゃんだそうです。地域猫を捕獲しては獣医さんに連れて行き、自費で去勢or避妊手術を施して、その時ついでに、耳をちょっとだけ切るのだそうです(ひーーー!)そうしておけば同じコを二度捕獲しなくて済むからだそうです。


酷い事故に遭って頭が半分壊れちゃったコも捕獲して、手術を受けさせて、何ヶ月か入院させてたら治ったのでそのまま飼ってらっしゃるとか。そんなになっても生きてるんですぅ、アタマ半分、小さいんですけどねぇ、って。


つい、うちにも目が一個しかないコがいるんですよぉって言ってしまったら、「あら、お宅は何匹ですか?」からまた話が始まって、猫はホントは寂しがりだから三匹飼いはよろしいとか、いろいろ講釈が続いて、へその緒がついてるようなコまで家の前に捨てられるようになったから引っ越したとか、話は続くは続くは。。こちらはほとんど相づちを打っているだけ(はやくレジ打ってよぉぉぉ)でも無下に話を打ち切らせるのも気がひけるし、聞きました聴きました。


(この方の前世は、かなぁり猫に酷いことをしていますねぇ。しんさんの何倍も酷いことをしています。それで、現世で猫のために夜中まで働く運命なのです)と心の中で呟くきょしゃーんでありました。