春のピアノ

kyopin2006-04-27

ママの贅肉…あったかいけどちょとぐるぢぃ


久々に、ここ名古屋も20℃越えでした。寒暖の差が大きいとヒトも調子狂いますけど、ピアノもそうです。月に1-2回くらいやって来るレッスン生が、曲の冒頭の低音の和音を弾いた途端、うわっ!って言って手を離してしまいました。あーびっくりした、なんか大きすぎましたねって。それは貴女がヘタだったわけじゃないし、大きかったわけでもないの、ピアノがね、ピアノが春呆けしてんの。お宅のピアノはどう?こんなじゃない?


わたしは結構この春のピアノが好きで、バッハやシューマンなんかは似合わないかも知れないけれど、ベートーヴェンドビュッシーなんかにはいい感じです。ちょっと贅肉がついたような、いい感じのふくよかさを、弾き手が技を駆使してひねり出さなくても勝手に醸してくれることに気がついたのは、わりに近年です。


それまでずっと、春はいやだなぁって思ってました。すぐに調律師さんを呼んで、何とかしてくださーいって、泣きついていたものです。定期以外はお金を取ってくれない調律師さんを呼びつけるのも気がひけて、我慢してみたら、なんと、イイんですよねぇ。もっと早く気がつけば良かったです。そのピアノに似合うものを見つければいいというシンプルなことでした。


梅雨明けごろ、呆けすぎた時期には定期調律や整音していただきます。スッキリ贅肉を落として若々しいような、やっぱりそれも捨てられない美しさです。


塀の中から出てきたホリエモンが清々しくてびっくりしました。ただ今追跡中です!ってアホみたいなことをTVが言ってましたが。そこまで追っかけなくてもねぇ…意味ないような…近所迷惑なような。贅肉が落ちて髪が伸びたホリエモンが出てくるところを映すだけで充分じゃないかしら。


耐震偽造の篠塚さんは贅肉が落ちすぎて老けてしまってましたね。姉歯さんのヘアスタイルの変わり具合を嘲笑するような局もありました。ウォッチングしている藤田東吾社長は、ずっとあのままでいて欲しいなぁ。あの人はTVで見てきた限り春のピアノっぽいです。TVは全てを映さないけど。