お育ちの良い悪魔たち

kyopin2006-08-06

悪魔が来たりて三毛を抱く


今(7日未明)、NHKデーモン小暮が英語でROCKについて話をしてるのを観てますが、NHK(というか世の中)は変わったのねぇとおもいます。


昔、ロックというか、GSや長髪はNHKに出して貰えなかったんですよねぇ。あと、反社会的に思われていた同性愛者や、悪魔教的ホラーな話題も御法度でした。ゾンビ映画なんて以ての外で、美輪明弘さんなどもどんなに良い舞台をやってらしても御法度に触れていたはず。


紅白でも、短髪のブルーコメッツはOKで、長髪のタイガースはダメだったよねぇ。長髪ったって、肩にも届かない長さだったのに。その後、肩に届く長髪になったジュリーや、化粧をしたジュリーはNHKに寵愛されましたが。そう、ジュリーというかGSはちっとも反社会的ではなかったし、というか、実のところ、お育ちの良い礼儀正しい青年達でした。その音楽の世界観はあくまでファンタジックで、反社会、反体制の象徴としてのROCKとはまた別世界のような、またそのある一面のような存在でありました。


お育ちの良い礼儀正しい青年(元?)というのは、はデーモン閣下にも言えます。ほんとはNHKが大好きなキャラだと思っていましたが、やっと気がついたのかしら、それとも、わたしの情報が遅いだけ?


ついつい、デーモンさんの素顔(世を忍ぶ仮の姿というのか)を想像すると、どうしても劇団ひとりさんの顔になってしまうのですが、どんなもんでしょう。あの方もお育ち良さそうで、ぼっちゃん感が似てるとおもいます。


ああ、それにしても懐かしいゾ、悪魔組曲作品666。ジェイル大橋さんがいらした頃の映像はないのかしら。ルーク篁さんもいいけれど、ジェイルさんが観たいわ。