冥途のホルストはホッとするのだろうか

kyopin2006-08-24

ちっちゃすぎたんだね


チェコって遠い国ですけど、ここ数日はチェコプラハあたりが気になってしようがない日本人も少なくはないでしょう。わたしもそうで、BGMは新世界とかモルダウとかです。どんな学者さんたちが何人くらいプラハに集まってるのかしら。


冥王星矮惑星というやつに降格するのも、いきなり惑星が3つも増えるのも、なんだかねぇって思いますけど、第十惑星という存在には惹かれます。それに名前を考えたのは去年の八月だったのねぇhttp://d.hatena.ne.jp/kyopin/20050801早いんですね、一年って。GAROBOXもあと一年や二年なら軽く待てます。


イムリーなことに知り合いが、フィビヒFibichというチェコの作曲家のピアノ曲集のCDを置いていってくれました。今、ワタシ、シカオとトミーの行ったり来たりで聴く余裕がないかもって思ってたら、大丈夫、どんな隙間にも入り込むタイプ、癒し系とか呼ばれそうな音でした。


フィビヒは、1900年の秋にモルダウの中州島を散歩していて風邪をひいて、それをこじらせてしまい、50歳で亡くなったそうです。何時間、川風に吹かれてらしたのかしら、このロマンティストは。残念なのは、わたしが偶然聴くことになったこの日本人女性の録音盤が、とても優等生な先生的な演奏であること。ほんとはもっともっと官能的なのじゃないかと。


ま、いいけど。とりあえず明日未明の天文学者さんたちの結論が気になるきょしゃーんであります。あ、コリン・マシューズ作曲の「冥王星」付きホルストの『惑星』はどうなるんでしょ。未聴ですが。