左藤クンや左代ちゃんの憂い

kyopin2006-09-22

右向け右


国家による右向け右の号令に逆らう自由を持たない一億が、一丸となって戦争に走ってしまったことを反省して、わたしたちのお兄さんお姉さんたちは左側にスタンスを置いているひとが多かったです。べつに共産主義者ではないけれど、体制保守側の言うことを丸ごと信じてはイケナイ、疑って見る、というスタンスですね。


そのスタンスが甘くなってくるのが、わたしたち昭和三十年代生まれからかな。自分の周りを見回すと、そんな感じです。だって、アベシといえば北斗の拳、と答えそうな顔ぶればかりですもの。


そんなトホホな世代でも阿部氏のことが心配です。角栄の娘の言葉を借りなくても、ふーるおんざひるでしょ、あのひと。ボランティアという名の学徒動員、強制労働をほんとに制度化するかも。わたしは、万博などでボランティアを使って安上がりにすませたり、天皇がオカクレアソバシタ時に自粛という名の強制で歌舞音曲を慎まなければならなかったりした、あの雰囲気が大嫌いです。


走り出したら速いよね。加速をつけて坂を転がって行くでしょう。長生きしたくないなぁ。子どもを作らなくてよかった、と大声で言う日が来ませんように。


左向け左もいやだにゃ