死んだら驚いた

kyopin2006-09-25

振り向けばソコニ


丹波哲郎さんが亡くなりましたね。霊界のメッセンジャー。でもやっぱりわたしは、『三匹の侍』かな。ジュボッ、シュバ、ブジュって、空や肉を切る音が入ったのは、あのドラマからだったかしら。シングルエイジだったから怖かったです。桃のマークの日清紡の提供だったかなぁ。テイジンだったかなぁ。それから『キイハンター』のボス。提供は明治製菓で、タイガースが観られるのも、その番組の楽しみのひとつでもあったものでした。ああ、時代だわ。


なにか「霊界」つながりの音楽で追悼しようと、ゴソゴソ。えっと、つのだたかしリュートバロックギターにしました。・・って、つのだじろうの弟さんっつうだけですが。。


いつの時代も、なんらかのオカルトが流行っていて、わたしもキライじゃないから、つのだじろうも、『大霊界』も買って読みました。いい本だったなぁ『大霊界』。ほんとに死ぬのが怖くなくなる本。ああ、死ぬまであせらずゆっくり生きようって思える本でしたよ。


この頃オカルト界は、江原なんとかさんと美輪明弘さんの全盛みたいですね。わたしもエンタテイメントとして楽しんでいます。でも時々、いやな気分にさせられます。それはきまって、因果応報について語られる時です。


今日もまた、お散歩の列に車が突っ込んできて保育園児が亡くなってしまいました。そんな何の罪もない人たちの不幸が、前世の報いだからしょうがないなんて思う人がいたら、とても嫌。


千歩万歩ゆずって、もしもそれが本当の摂理だとして、それが見える人がいたとしても、そのことは見えない人々に知らせるべきではないのではないかと思うのです。その人たちは見えるだけ知っているだけで、神でも仏でもないのだから。TVなんかで、したり顔して軽く喋ることではないと思うのです。


もしそうだとしたら、丹波さんが仰ってたとおり、わたしたちは死んでから驚けばいいこと。合掌。