因果帝国

kyopin2006-10-20

守護霊もびっくり


世界人口の推移を見ると、輪廻転生は無理じゃない?って思います。絶対数が足らない。いえいえ、魂は数えられるような個体ではありませんって?そうなのでしょう。


わたしもうんと若い頃から、輪廻転生をわりに信じているほうで、この魂の数について思いを馳せていました。その時の答えは、動物から昇格してくるのであろうという結論でした。だって、ニンゲンとは思えない、ケダモノのような人が増えているような気がしていたからです。


でも、きっとこの答えは間違いですね。獣は無闇に他を殺しはしないし、ましてや同類での殺し合いは、余程の飢餓でもない限りなさそうですもん。性的欲求やその他の楽しみや欲、はたまた知的好奇心や罰で、他を殺すのはニンゲンだけですから。ニンゲンへ昇格だなんて、獣のみなさんに失礼です。


しっかし、よくもよくも増えたものです。ルネサンスあたりの7億人くらい?から10倍です。そういえば、恋愛はルネサンス時代の偉大なる発明だって言われますね。それまでは、女性をヒトとして見ていなかったので、恋愛が成り立たなかったのだとか。身分の高い夫人への片想いや不義密通はあったそうですけどね。


インドなどでは今でも、女は叩いて躾るモノだなんて思われているらしいし、もっともっと残酷な、女への(少女への)肉体的な改造なども、どこかの国ではまだ堂々と生き残っていて。それは文化だと開き直られて。


すべて、人を人とも思わないヒトたちのなせることです。あの人種はDNAが腐ってるとか、劣等民族だとか、そういうことを平気で言える人たちが、他を虐殺するのだわ。そしてそれは悲しいかな、ニンゲンのサガらしく、けっして居なくならないし、それどころか、そんな思想を持つ人々のほうが攻撃的で生命力が強いから生き残るのね。


ああ、わたしの長崎の親族達も、虫けらのように焼かれたのでしたわ。害虫だったら殺してもいいもんね。虫だからしょうがなかった。わたしもあなたも誰かから見れば虫だから、焼かれても文句が言えないっていうか、叫んでも届かないの。焼き殺されるのも国のカルマだって言う人もいるしね。冷酷な思想でございます。


次に産まれてくるときには、殺す側かしら、それとも人権派の人殺し反対派に産まれるのかしら。それよりその時、転生先の地球はあるのかしら。