音楽が欲しくない場面もある

kyopin2007-04-17

怖い声、出さずに読んでね


お久しぶりです、こんばんは。


今日、夕方にはアメリカの大学で大勢の学生が、夜には長崎市長が銃撃されたというニュースを目にしました。なぜ、そんな深刻で残酷なニュースを流すのにBGMが必要なのでしょう。昨日の地震のニュースもしかり。


TV朝日では、テューバによるおどろおどろしいファンファーレ。まるでレクイエムの「怒りの日」の地獄の蓋が開く合図のような。日本TVはハウスもの。ティコティコいう打ち込み音楽。イラつかせる気なのだ、きっと。そしてどちらもアナウンサーやナレーターは恐怖を演じている。ヘタな演技は白々しく、不謹慎に思います。


いつからニュース番組はこんな風に演出されるようになったのでしたっけ。久米宏さんのニュースステーションくらいからかしら。ニュースを読むアナウンサーではなく、パーソナリティを押し出し、視聴者の代表のような立場でコメントを入れるようになったのは。


選べて見ないですむのなら、そういう番組もあるのは構わないですけど、どこもかしこもそうだから困ってしまいます。


ニュースは感情を煽るようなBGMなしで、滑舌マシンのような、聞きやすい声のアナウンサーが淡々と読んでくれればいいです。随分以前からNHKですら、なんかあやしい。おたわけ民放化してしまうなら、受信料は払いたくないです。