初代・体操のおじいさんで復活希望
炎が似合うオトコ
今年の大河ドラマ『風林火山』は、どうも小汚いし、晴信がばかっぽいし、女優陣が吹雪ジュン以外だめだめ大根だし、音楽がうっとおしい(受信料払ってるから言ってもいいよね?)ので4回目くらいから観ていませんでしたが、毘沙門天GACKT景虎登場(きれいだったぁ~)と、昨夜の老臣千葉ちゃんが死ぬ日を観ました。
それはそれは素晴らしい死に様。壮絶でした。もしかしたらわたしが観た千葉ちゃんの一番の名演技だったようにも思えます。ついさっき知りましたが、なんと、これで引退だそうです。体力の限界を感じられたとか。
体力の限界といえば、わたしはこの俳優を、子どもの頃から長島茂雄とイメージをダブらせていました。声がハスキーで熱い語り口、角丸顔系で目がするどいのに笑うと可愛くて、躰の動きが美しくて、常識外れなところとか、似ています。
『キイハンター』『服部半蔵・影の軍団』『魔界転生』『戦国自衛隊』、千葉ちゃんがいなければならない作品でしたねぇ。B級作品もまた千葉ちゃんならではの味で、『ウルフガイ 燃えろ狼男』の腸怪演も忘れがたいです。
不死身の犬神明のような復活を願ってしまいますが、千葉真一の美学が許さないのでしょうね。ラビット関根は泣いてることでしょう。想像してもらい泣きです。