30年ぶりのフモレスケ

リメイクだとにゃ
『どんだけ猫』こちらからお借りしました。（傑作リメイクです）

『ヤッターマン』が復活だとか。少し前の噂では、ハイジとかヤマトとかを再放送って聞いていたのですが、リメイクらしいです。ドロンジョ様のおみ脚が少し長くなるらしい。

今の子どもにウケるのかしらん。それよりなにより、おっぱいポロリとか、豚もおだてりゃ木に登るとか、お仕置きとか、ガイコツきのこ雲とか、残せないでしょうねぇ。

どうせやるなら、昔のまんま、リメイク無しで『タイムボカン』からにして欲しいです。深夜にこっそりと。

もひとつ、発禁レコード『タモリ』『タモリ2』も、再発とか。こちもリメイクなしでしょうか？大丈夫なのかしら著作権。もう一枚の『ラジカル・ヒステリー・ツアー』というのは、たぶん聴いたことないです。こちらは80年代に入ってからのなので、毒が薄いんでしょうねぇ。毒は薄めると薬になっちゃうから、いやんですが、聴いてはみたい、、複雑なおんなごころ。

『モンティパイソン』の真ん中あたりの時間帯に、貧相な眼帯の男がでてきて、それはそれは面白く、毒々しく、しかし時に高雅なほどのフモレスケをかぐわせる芸を見せてくれて、毎週毎週、心騒いだものでした。それが30歳の新人タモリ。本編より数段面白くてねぇ。

人に誘われて、暇つぶしに聴きに行ったらタモリさんのライヴだったってことがありました。小さいホールでの放送に乗らない芸の、そのきわどいこと、黒いこと。あれほどのお笑いを、後にも先にも、わたしは経験していません。わたしが観た、70年代最後の輝きだったかもです。

タモリ倶楽部みてるのにゃ