はつはる

kyopin2009-01-01

アケェマァーシィィーテェヱー!!


TVから流れてくる第九を聴きながら、猫友が差し入れてくださったお節料理をいただきながら年越ししました。大晦日に第九を聴く習慣は持っていませんが、流れてくれば聴いてしまいます。嗚呼、第九もトゥッティ部分がJAZZだわねぇ、、なんて思いながら。


師走中、ずっとベートーヴェンだったのですが、押し迫ってきたらそのままJAZZに移行していました。そう言えば父の命日だったわ、それだからJAZZなのかしらん。異様なほどお肉が食べたいし、パンが食べたいし、、大晦日に食パン1斤、一人でむしゃむしゃ食べちゃいました。お父さん、とりつかないで。


懐かしいJAZZのアルバムをいっぱい借りてきて(手持ちはほとんど無い)、新年の初聴きはコルトレーン『A Love Supreme至上の愛』でした。


うんと幸せだった頃の日曜の昼下がりを思い出します。父が珈琲をポコポコ淹れながら聴いている音楽。小学生のわたしには、好きでも嫌いでもなくて、なんだかよく解らない音楽だけど、心地悪いわけではなくて、いっぱい音が鳴るのにうるさくはなくて、ハラハラして、とっても不思議な音楽だったアルバム。


歳を重ねるのも悪くはないです。だって、今日はその音楽が芯まで滲みて、遠くて高いところへトリップしたから。コルトレーンベートーヴェンに似ていることに気がついたから。至上の愛は第九なんだって気がついたから。お父さん、もう少し取り憑いていてもいいよ。