阿部マリア

kyopin2010-12-24

皆々様の弥栄を願って(違


お久しぶりです、元気です。


一年半前の夏、脳梗塞を起こして入院していた病院付近で、夫が白黒の仔猫に呼ばれました「オイオマエ!アタチを拾ってケ!」。


勿論、さからえずに連れ帰ってきたら、その目付きの悪い子、赤ちゃんの時から大変な暴れん坊で、一刻もじっとしてないんです。寝ている時以外はずっと暴れてるの。その動きまわる気配を感じているだけで気がヘンになりそうです。


みぃみぃはまったく関わり合いになろうとしなかったので難を逃れたのですが、付き合いの良い黒田くんは神経衰弱になってしまいまして、声が出なくなっちゃいました。にゃーって言えないんです。懸命にお口を開てにゃーって言おうとするんですが、「っっあ゛」みたいな、苦しそうに掠れた声しか出ないんです。毛づくろいもできなくなってボコボコの古毛布状態。それで仕様がなく仔猫を友達に貰って頂くことになりました。


ところが、そちらでも先住猫(老猫)がご飯を食べられなくなっちゃいまして、点滴を打ちに行くような事態になってしまいました。老い先短い老猫がどうかなっては気の毒すぎですから、うちで引き取るって言ったのですが、夫君の阿部さんがもう離れられなくなってしまっていて、結局、老猫に慣れてもらって、目出度く仔猫は阿部マリアという名の女ボスとしてそのお宅で暮らしています。


マリアちゃんが小さかった頃、必死のリハビリ中の映像です。ミスタッチ満載。なぜかピアノのお稽古にはおとなしく付き合ってくれるのです。

マリアちゃんの性格形成にこれが災いしたかも…。しかも頑張り過ぎでこの後、私は生まれて初めての腱鞘炎になってしまったのでした。南無…


あれから一年半。マリアちゃんは老猫ココちゃんの子を10匹ほど産みました。さすが聖母(盛母?)。もっと流石なのはココちゃんかなぁ。ココじいちゃん、ノイローゼも克服し、はじめてのH.がんばっちゃいました。


私の手首はまだ柔らかさを取り戻せていませんが、マリアちゃんに助けられて、なんとかこんな感じでクリスマスを迎えられました。


Merry Christmas