黒田しゃん


隻眼の黒猫というと、いかにも野性的で精悍そうなんですが、ウチの黒田六郎太くんはへなちょこです。それでも今日はちょっとだけカッコよさげに撮れましたので。



猫/ミロ


いかにもミロらしい絵。子供の頃、こんなような落書きをしませんでしたか?私はよく描きましたよ、これ(笑)。白い壁いっぱいに描いたこともあります。引越しの時、大変でした。


もう少し大きくなって、つまんない女の長電話の時とかね。広告の裏に。あれとどう違うのって思うのですが、違うのでしょう。


90°回転させてはいけないのかしら。このコも黒田くんと同じ隻眼みたい。何か見慣れないものを観て、びっくりして目が点になってるようです。この猫が閃輝暗点に襲われているのかも。



紺碧を交差する火の車輪のスケール


これはタイトルからし閃輝暗点を彷彿とします。私は閃輝暗点の「素材」とか「モチーフ」って呼んでいますが、この「スケール」という言い方に同じものを深く感じますし、とてもしっくり来ます。


が、しかし、、これも隻眼の猫じゃないですか?


真ん中のは、黒田くんが耳の後ろを今にも痒い痒いしようとしたのに何かを見つけて、それに気を取られて掻くのを忘れてしまって、そのままの格好で止まって固まってる時にそっくりだし、左の横倒しの顔も隻眼の赤猫でしょうよ、どう観ても。


お耳が無いのは、怖い音に貫かれて、怯えて塞いでいるからかも。





ちょっとピンぼけですね。巨大なタペストリのようです。


二足歩行の長靴をはいた猫? おしりがやけにセクスィ。線の星や、伸びた三日月や黒いもやもやは閃輝暗点のモチーフだと思うんですよねぇ。