2011-01-01から1年間の記事一覧

たんぽぽ

猫銀座の白と黒、 お尻を合わせて日向ぼっこ。 平和公園の東の縁の土手です。近所の人が勝手にお花畑を作ったりもしてますが(^^; このたんぽぽヶ原は野生でしょう。 よ〜く視ると、このたんぽぽ群、地味で華奢な在来種です。萼(正確には"総苞片"というらし…

復興と再建

猿も猫も眠ってるらしい。戦争中に殺された東山動物園の生き物たちも、ちゃんと葬られたのだろうか。人間を恨んでいないだろうか。無になってしまうのならば、それはそれでいいけれど。 六十六年前、日本の都市は焼き尽くされていました。ここ名古屋も、シン…

雨が怖かったのはいつだったかしら

あれから毎日、報道を見ては、一度や二度は涙を流す。運のよいことに安全圏にいるのに。泣くというのはやはり身体に良くない。あちこち痛いし、微熱も続く。先の見えない避難所暮らしとは、どれほど辛い生活だろうと思えば、またじわっとしてしまう。

桜を背負った観音様

チューリップ、ノースポール、姫金魚草など、お墓にはちょいとミスマッチな春花壇です。向こうには枝垂れ桜。縁のない墓所ですけど、お花に惹かれてお邪魔しました。 枝垂れ桜の後光が香る観音様。 右の華観音の座り方のお可愛らしさったら。それに、先ごろ…

平和堂の桜

平和堂を、葉桜になりつつある染井吉野の下からのぞむ 平和堂の足元には、白い桜が満開。昨日も貼ったんですけど、もう少し。だって、あんまり美しいから。 咲き始めは花芯がピンクで、咲き続けると緑っぽくなるようです。私の知ってる緑っぽい葉桜や大島桜…

レベル7 静かです

猫ヶ洞池 山桜の大木と釣り人と、向こう岸には満開の枝垂れ桜 白い桜 櫻の園は花吹雪、頭上から足元まで、すべて桜色 主たちは桜の下でお昼ごはん

あれからひと月

虹の塔から平和堂をのぞむ。 空は曇っている。 桜は散り始めている。 人は誰もいない。

濡れ櫻の足元に

白たんぽぽ、見つけた!

九分咲き

明日が満開なのに、明日の午後から土曜まで雨だとか。この週末を楽しみにしていた人も多いでしょうに残念ですね。東京のお花見はやっぱり自粛気味のようですね、それも残念。観られる人は観ておかなきゃ。美味しい東北のお酒を飲みながら。 ついつい緑っぽい…

梅から桜へ禅譲されて

20℃超の昨日今日、名古屋城の桜はいきなり満開だそうです。同じ市内でも、ここ平和公園はちょっと標高が高いせいか、まだ五分咲きくらいです。 染井吉野は例年より一日遅いだけらしいですけど、寒暖の差が大きかったせいか、他の木の花の開花期が早かったり…

ちゃんと、やらかいほうを選んで

名古屋の平和公園の櫻の園の玄関口、寒緋桜が今ごろ満開です。二週間は遅そう。足元の雪柳も少し遅いです。後ろに見える染井吉野はわりと咲いていますが、その奥の桜林は、まだせいぜい二分咲きくらいです。咲き始めの桜と暖かい日差しの下、寝そべって本を…

春の野に

これは被災地の画像ではなく、名古屋の平和公園の墓地のなかでも一等見晴らしのいい一角です。ここはお墓しかないポイントなので、お参りの人と、私のような物好きな散歩者くらいしか人影のない場所です。なのに車で登れる道がある、そんな所をちゃーんと見…

共犯

毎日のように散歩している平和公園の一部、くらしの森と名付けられた区域は、70年ほど前は禿げ山で、陸軍の射撃演習場だったそうです。今だに鉛の汚染が残っていて、汚染の酷い所は立ち入り禁止の縄張りがしてあります。私は、原爆が落とされて10年後の長崎…

淡墨桜

淡墨桜(江戸彼岸)が満開になっていました。今年はとくに墨色な気がします。岐阜根尾村のほどではないでしょうけど、この樹もずいぶんお年寄りのようです。

すみれほどな

菫程な小さき人に生れたし /漱石 明治大正時代のエリートたちは、高い高い志を持っていたとはいえ、その背に国の期待を背負わされて、それはそれは重たいことだったことでしょう。平凡に、静かにひっそり生きられることの幸せを、ついつい忘れてしまいます…

プルートをなだめて

痩せたパックマンか、こんばんワニか、バルタン人の爪ならいいけど、プルートウの角だったらどうしよう、この雲。 アトム、ウラン、コバルト兄さん、どうかプルートをなだめて

今日も、梅の香を聞く

鞠のようにかたまって咲くこの八重の梅は、一番の遅咲きで、色も濃く香りも高く、とても華やかです。樹の下に唐子たちが遊んでいそうな中国っぽさが好き。 メタセコイヤ広場。ボール遊びの若い人、自転車練習の母子、犬の訓練をする兄弟(かな)、なんて幸せ…

聞き耳を立てている

ハンノキ(榛の木)湿地の沼に、今日は鴨の夫婦が居ました。 背を向けられてしまった。 薔薇色に染まる榛の木の梢には烏が一羽。 春なのに秋の寂しさ。 沼のほとりの切り株や倒木には、色とりどりの耳たちが。 自然が、人の営みに聞き耳を立てているよう。

桜折る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

ヘイワコウエンヤマネコ ケイタイで覗き込んでも、シャッター音が聞こえても動じません、危機感のないこと。名残の梅の香を聞く 平和公園は墓地なので、CO2削減(じゃない?ダイオキシンかなんかかも)のための焚き火禁止令の適応外らしく、簡単な金属の柵の…

ユーカリの落ち葉と山茶花(その2

いつまでも寒いですねと厚着したイヌツレビトに声かけられて /京

ユーカリの落ち葉と山茶花

ユーカリの落ち葉と山茶花とりどりの色をカサコソ踏んで歩けば /京

雲悌

夕焼けが消えないうちにすーらすら お猿になって雲の梯子を /京

SuperMoon

今夜はスーパームーン携帯で撮れば、なんだかわからないただの楕円。これが月に観える人はまぁ、いないでしょう。 この写真は、私にはトンネルの向こうの光に見えます。筒の向こう側の光というと、煙突を見上げたように想像する人や、反対に井戸を覗いたよう…

今日も空見

平和公園の猫 黒仮面のタキシード君 大地震から一週間が経ちました。昼下がり、空の半分以上に、薄絹の筋雲が大きく放射線状に拡がっていました。 薄雲は少しずつ厚くなり、夕方にはまた日暈が見られました。虹色も幻日も見えませんが、360℃の暈は見事でした…

霰が降った

平和公園の猫 大地震の日の午前中の空です。 あまりに気味の悪い空で、雨も振りそうだったので散歩を取りやめて帰ってきました。その後、お昼ごろには晴れ上がって天気雨。そして地震の最中に、揺れに全く気づかずテクテク歩いて歯医者さんのドアを開け、地…

松ぼっくりがあったとさ

このところ名古屋は20℃近くて、すっかり春です。 平和公園の櫻の園には、ぼんやり白んできた桜の木々に混じって、三葉の松(大王松かも)が何本か聳えています。松ぼっくりが落ちてないかなぁって思って、もの欲しげに足元を見ながら歩いてましたら、ぼとん…

今日の夕焼け

観音様のような夕陽を拝んだ 平和公園の平和堂(3/11 下の三枚)には千手観音がおわします。ご開帳される春分の日を待たずして、今年は少し早くお出ましになったのかと思いました。どうぞお手を貸してくださいと、思わず拝みました。

12日の日暈

静かに耐える人々に強く心を打たれ、 同じ国の人として誇りを感じています。

いつも通りにしている

献体の塔にかかる日暈 結局、今日も散歩しました。平和公園には、お墓参りの人、歩く人、走る人、望遠レンズのカメラを持った花撮り人、鳥撮り人、夫婦、恋人、親子、杖をつく人、手を引く人、引かれる人、車椅子の人、それを押す人、通り過ぎる自動車、駐車…

渦巻き怖い

螺旋の中の虹の目玉を観ていた 名古屋でも震度4だったというのに、歩いていて全く気が付きませんでした。歯医者さんのドアを開けたら、先生はじめスタッフみんなが集まって地震だ地震だと騒いでいて、そんなに揺れたの?って呑気に訊いたら、まだ揺れてます…